冷凍保存したほうがいい食材としないほうがいい食材

野菜って使い切る事が難しい・・・冷凍保存できないのか?

家庭の主婦も買ってきた野菜を使いきれずに冷蔵庫でダメになってしまったという経験を何度もされていると思いますが、一人暮らしし始めた方は、野菜ってこんなに早くダメになるの?とびっくりされることもあるでしょう。

野菜は鮮度が命といいますが、切ってラップをして冷蔵庫に入れておいても変色したり、すぐにぬめりが出て来たり・・・使えなくなってしまう野菜は本当に多いです。
旬の野菜などはもらい始めるとあっちからもこっちからも、たくさんもらう事がありますし、おすそ分けするにしてもなんとか保存できる方法はないのか?と悩みます。

こんな時、冷凍保存できる野菜とそうでない野菜を理解しておけば、冷凍できるものは冷凍し、冷凍できないものは漬物やピクルスなどに利用するなどして賢く使い切りましょう。

冷凍保存できる野菜は結構ある

ブロッコリーは食べる大きさに切って熱湯で30秒ほどサッとゆでたら水分をきれいにきってから冷凍保存すると、栄養価も保てますし、そのまま冷蔵庫で長い間保管するよりもおいしくいただけます。

トマトはなんとそのまま冷凍できるのです。
水分が多いし冷凍なんて無理でしょ?と考える方が多いのですが、冷凍保存したトマトはパスタソースにするなど過熱調理に適用できます。
生で食べるには不向きですが、オーブン料理などでも活用できるので冷凍しておくと非常に便利です。

栄養価が高い小松菜は葉野菜なので冷凍はちょっと無理?と思われますが、水洗いして水分をよくきってから保存用の袋に入れて空気抜きし冷凍、使う時には流水で解凍して利用します。
調理に利用する場合、解答しなくても凍ったまま火にかけて利用できるのでこれも便利です。

人参は調理に利用する大きさにカットしてトレイなどにのせて重ならないように冷凍します。
メニューに沿ってカレー等分けて切って冷凍しておくと栄養価もそのままで、いつでも利用できます。
玉ねぎも調理する大きさにカットして冷凍すると甘味がぐっと出てきて非常においしく仕上がります。

キャベツは適当な大きさにザクザク切って(5cm位がベスト)保存用の袋に入れてなるべく平らにしてから水気を切って冷凍保存するとシャキッとした歯触りのまま冷凍できます。
利用する時にはお湯をかけて水気をきってから利用しますが、あまくて本当においしくなるのでビックリです。
白菜は1枚ずつ保存袋に入れて冷凍し利用すると、キャベツ同様甘味が出ておいしくなります。

同じようにきのこ類も冷凍保存する事でうまみがぐっと出てきます。
ただシメジ、エリンギなどはしなっとしてしまうので、調理は細かく刻んで利用するようにすると栄養価はそのままに利用できます。