効率の良い「掃除機」のかけ方

掃除機

部屋の整理

掃除機をかけるときは、できるだけ素早く時間をかけないで行うべきであり、時間をかければかけるほど埃を舞い散らせて、部屋の空気も掃除機の排出空気で汚します。
まず掃除機をかけるときは、部屋の中の小物や床に散らかっているものは整理して片付けておきましょう。
掃除の邪魔になって倒れるような、空気清浄機などの電化製品なども片付けておいた方が良いです。

また掃除機を水を吸い込むと故障するので、テーブルに置いてある水の入ったコップや花瓶は、掃除しない部屋に移しておくか水を捨てておいた方が良いです。
部屋の物が片づいたら一気に掃除機をかけるようにしますが、掃除機を使うときは窓を開けて換気をしましょう。

掃除機のかけ方

・力みすぎない
掃除機のヘッドを床に滑らすときは、床を押すように力を入れるとヘッドもスムーズに動かず、掃除のムラが出来ます。
軽く力みすぎない程度に力を入れて、上下にスムーズにヘッドを動かすと吸引力も落ちずに、それほど疲れず掃除機を使えます。

・ゆっくり動かす
ヘッドは素早く上下に動かすと、床のゴミを十分に吸い込まないので、素早く何度もヘッドを動かすのは、掃除できているように見えて出来ていないやり方です。
ヘッドを動かすときは1往復5秒ぐらいかけて、比較的ゆっくりと動かすと、床のゴミを綺麗に吸い込んでくれます。

・動かすスピードは一定にする
ヘッドの動かすスピードは、押すときは早く引くときにゆっくりなど変則的に動かすと、床の掃除にムラが出来ます。
動かすときはヘッドを押すときも引くときも一定にスピードで動かしましょう。
力を入れたり動かすスピードを急に速くしたりすると、ヘッドが浮いて十分にゴミを吸い込みません。

・ヘッドは3分の1ずつずらす
掃除機のヘッドは、吸い込み口を見ると吸い込む部分は中央にあります。
ヘッドの左右に行くほど吸引力が落ちます。
このために、床のゴミを残さないためにも、ヘッドを横に移動させるときは3分の1だけ動かし、ヘッドの中央部分が床全体をなぞるようにすると良いです。

・ノズルを活用する
掃除機にはブラシヘッドや細口ノズルなどもあります。
これらのブラシやノズルも活用して、隅隅まで綺麗に掃除するようにすると良いです。
どうしてもヘッドだけで掃除しようとすると部屋の四隅に届かず、その部分だけどんどんゴミが溜まっていきます。
窓のサッシ部分などもヘッドでは届かない部分であり、テーブルや椅子の脚周りもゴミが残りやすいです。
このような細かくヘッドでは十分に届かない部分は、細口ノズルなどを使い掃除するようにして、ブラシヘッドは排気口や障子の格子部分などに使うと良いです。
戸棚のレール部分なども掃除し忘れやすいので、細口ノズルで忘れに掃除しましょう。