風邪薬について
風邪を引いたときに使う薬が風邪薬ですが、これらは風邪を治すためのものではありません。
風邪薬は解熱剤で熱を下げたり、鎮痛剤は痛み止めであり痛みを和らげる効果があり、これらは風邪の症状を緩和するだけのものです。
このために風邪薬は風邪を治しているのではありません。
風邪を治しているのは、体の免疫力により風邪のウイルスを退治するからであり、風邪を引いたなら早く治すには、体の免疫力を高めるようにするのが一番です。
また鼻水や汗や下痢は、体からウイルスを排出しようという反応であるために、これらを解熱剤などで抑えるのはあまり良くありません。
ただし風邪薬も風邪の症状によっては使うべきであるときがあります。
あまりに体温が上がりすぎると、体の機能を壊す恐れがあるので、風邪で高熱になったときは解熱剤を使うというのも一つの方法です。
風邪薬は体の補助的な役割として使うべきです。
風邪対策
風邪を引いたときは暖かい格好をして、栄養のある消化の良い食べ物を食べて、安静にしてゆっくり休むというのが一番の対策です。
風邪を引いているのに無理に仕事をしたりすると、余計に体調を悪化させたり、同僚に風邪を移したりするので、無理して動くべきではないです。
また風邪をこじらせて長引かせると、他の症状や病気も誘発する恐れがあります。
まずは暖かくして横になってゆっくり休みましょう。
そして部屋の空気は定期的に窓を開けて入れ換えましょう。
特に冬は乾燥しているとウイルスが繁殖しやすいので、室内で濡れたタオルなどを干しておくと良いです。
栄養も付けるべきですが、風邪の時に無理して沢山食べ過ぎると、逆に消化に体力を使ってしまいます。
出来るだけ栄養が高く消化の良い食べ物を食べるべきであり、昔から風邪の時におかゆを食べるのは消化がよいからです。
風邪の時の食事としては、にんにくや生姜や卵などを使ったおかゆや雑炊などを食べるのが良いでしょう。
それに肉や野菜なども入れておけば、栄養を十分に取ることが出来ます。
また風邪を引いたときはビタミンを沢山摂るのも良いので、野菜や果物を食べた方が良いですが、なかなか沢山食べるのは難しいので、野菜ジュースや青汁を飲んで代用しても良いでしょう。
冷たい飲み物や冷たい食べ物は体を冷やしてしまうので、雑炊など温かくた料理を食べましょう。
そして食事をした後は、暖かくしてゆっくりと横になって休み、汗を出すようにします。
汗をかいたら定期的に新しい綺麗な下着に取り替えましょう。
また汗をかくと水分を沢山失うので、定期的に暖かい飲み物も摂取しておくと良いです。
そして安静にしていけば自然と熱も下がって風邪も治るでしょう。